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内田ウ3「アスカ・ラングレーのために」

内田ウ3「アスカ・ラングレーのために」

◆作品紹介

すべての青春は暗い。少年時代に聴いた音楽や、読んだ本や、観た映画のすべてがいつまでも光り輝いて見えるのは、それが青春という闇の中に射した唯一の光であって、友や恋人のいない彼にとっての唯一の友であり恋人だからだ。著者にとっておそらくそれは、ホールデン・コールフィールドであり、アスカ・ラングレーだった。少なくとも、私にはそう読めた。私はこの作品を、自分にとってのホールデン・コールフィールドとアスカ・ラングレーに重ねて読んだ。十代の頃の自分と出会い直し、美しくもない思い出の数々を懐かしんだ。(編・樋口恭介)

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