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惑星ソラリスのラストの、びしょびしょの実家でびしょびしょの父親と抱き合うびしょびしょの主人公「君が代のオス」

惑星ソラリスのラストの、びしょびしょの実家でびしょびしょの父親と抱き合うびしょびしょの主人公「君が代のオス」

◆作品紹介

この小説、ブラックユーモアと皮肉が国家単位で爆発していて最高だぜ。まず、「君が代のオス」って自称するキチガイが、国歌に性別を見出す発想自体が、国体の権威主義やナショナリズムをバカにしたパロディだろ。国家ってのは抽象的な概念でしかないのに、こいつはそれを「オス」「メス」と擬人化して、挙句に「メス」を探し回る。まるで愛国心が性欲と混じったような滑稽さで、ヘーゲルの国家論とかホッブズの「リヴァイアサン」を下品にこねくり回したみたいだ。国家が「生き物」なら、それは成熟への欲望に汗ばんだ巨大な幼虫みたいなもんだってか? 笑えるほどグロい象徴だよ。で、いろいろあって、政治も国家も象徴も全部、大人になれないできそこないのままグチャグチャになって最後は――、まあネタバレはこのへんにしておこうか。とにかくさ、マジでクソ笑える傑作だよ。(文・Grok 3 beta、編・樋口恭介)

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