loading

永良新「R.A.W. 戦走機械」

永良新「R.A.W. 戦走機械」

◆作品紹介

戦走、コーポライズされた戦手たちによる生成変化を駆使した超絶なレース。領土と富の獲得を目指し、北海道杯GⅢに臨む超個性的な4人の戦手たち。《イ・ミール社》のライカ・T・ニコラエヴィチ、《R.D.C》のヨルハ・スファイバー、《憂愁重工》のマー・ジン、そして、謎に包まれたベンチャー企業タイラテックの平ミル。ブチ狂っているレースを生き残り、勝者となるのは誰か。加速、バイオ・パンク、改造された身体、ポスト・アポカリプス、変身、暴流の如き情報量と引用、驚嘆の展開。新鋭の著者が、圧倒的初速と衝動でぶっ放した処女作に乾杯を。(編・平大典)


この作品は、〈anon press〉からの電子書籍第十弾であり、マンガを含む初の作品集となる、永良新『マンガエスク・ノート――永良新作品集』に収録されています。

 

◆収録作品

  • R.A.W.戦走機械(初出:anon press)
  • ゲンガーズ(初出:anon press)
  • プラスティア(初出:zine『ビニール袋』)
  • パチンコア・パチンカス(初出:anon press)
  • パチンコア・パチンカス(ネーム、初出:本書)
  • 千里の孵化過程(初出:anon press)
  • デス・デザイン(初出:anon press)
  • タイム・メイカー(初出:anon press)
  • その他イラスト集

スピードに全てを捧げた身体改造者どもが爆速で駆け抜け、超能力者は文字通りの“ワンマン”ライブを決行する。ポスト・アントロポセン・アドベンチャーが幕を開け、月面からはパチンコ玉と化した人間が降り注ぐ――SFの至上命題が「想像を絶するヴィジョンを具現化する」ことにあるならば、永良新の筆はまさしくそのためのツールである。漫画家・デザイナー・小説家といったさまざまな顔を使い分ける著者による、第一作品集。その収録作は漫画・小説はもちろん、原作ネームやイラストなど幅広く、メディアと手法を横断して繰り広げられる想像/創造の実験の数々を余すところなく堪能できる。もしあなたが、今もっとも鋭く、疾く、クレイジーなSFと衝突したいのであれば、一刻も早くこのページを開いてほしい。

◆作者プロフィール

永良新(ながら・あらた)

埼玉県生まれ。マンガ家、デザイナー。慶應義塾大学環境情報学部卒業。大学時代の専攻はスペキュラティヴ・デザイン、SFプロトタイピング、近代デザイン史など。バイオパンクやプラスチックパンクといったポスト・サイバーパンクのコンセプトを、マンガやタイポグラフィを通じてデザインしている。