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永良新「ゲンガーズ」

永良新「ゲンガーズ」

◆作品紹介

自身のドッペルゲンガーたちで組んだバンド「ゲンガーズ」による武道館ライブを控えた五十嵐鏡のもとに、ライブ中止を迫る脅迫文が届く。それは超能力研究を目的としたCIA極秘機関の手によるものだった――あらゆる力はいずれ権力となり、権力のもとに統治される。超能力も音楽も。それでももし、そこから溢れうるものがあるのだとしたら。無数の亡霊が武道館を徘徊している。バンドマンという亡霊が――いくぶん模倣されすぎた警句。これもまた、ドッペルゲンガーだろうか。(編・青山新)

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