◆作品紹介
たまたま座ったところに〝満開の桜〟があり、それが直腸に入ってしまった。そのとおり。もはやタイトルがすべてを要約しており、付言すべきことは何もないのだが、野暮を承知で解説すると、本作とは「たまたま座ったところに〝満開の桜〟があり、それが直腸に入ってしまった」という小説であり、それはつまるところ、外を覗き込めばどこまでも続く内があり、内を覗き込むということは、宇宙そのものである満開の桜を目撃するということなのだ。(編・樋口恭介)
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