◆作品紹介
結局人間が一番怖い、というのが一体何度目の逆張りなのかさえ定かでなくなった今日この頃。僕らは裏も表もなくなった永遠のループの中で、青臭い自意識だけを爛々と輝かせて走っている。ナイーヴな自意識は伸びたり縮んだり、ねじれてちぎれたり、ぺしゃんこに潰れたりする。そして翌朝にはそのすべてを忘れて、昨日と同じように喜んだり、恐れたり、妬んだり、愛したり、死んだり、殺したりする。僕もかつてはそうだったし、ということはいまでもそうだ。(編・青山新)
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